アトピー性皮膚炎ですが、入浴の仕方はどういうことに注意したらよいのでしょうか。

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入浴の効果は、
皮膚を清潔にし、刺激物や細菌等を取り除く。
皮膚から水分を吸収し皮膚の潤いを保つ。
精神的にリラックスし自律神経を安定させる
などです。

では実際にどういう入浴の仕方がよいかといいますと、
できるだけ毎日入浴する。汚れを落とすだけならシャワーで済みますが保湿の目的でいえば湯船に入るほうが効果があります。できれば38度くらいの低温で20〜30分程度湯船につかり角質に水分を吸収させてやります。
石鹸やシャンプーはできるだけ低刺激で脱脂力の弱いものがお勧めです。薬用やリンスの入ったものは避けたほうがよろしいです。
身体をこするのは気持ちよいのですがアトピー性皮膚炎にはよくありません。こするということは角質をはぎ取っていると認識し、手のひらでやさしく洗ってあげてください。
入浴剤は保湿剤入りのものがときに有効ですが、人によってはかぶれることがありますので注意が必要です。




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