Q1 口の頬粘膜にときどき口内炎ができます。原因は何なんでしょうか。

A1 再発性アフタが考えられます。原因としては
  • 小さな外傷(歯の刺激や歯に入れている歯科の金属や矯正用の装具、硬い歯ブラシ、フランスパンなどの硬い食べ物、間違って頬粘膜を噛む)に細菌が感染して潰瘍が生じる。
  • 胃腸障害:口腔内も消化管の一部であり、胃炎や胃潰瘍、腸炎などの炎症があると同様の変化を起こしてくる。
  • 肩や首筋のこりなどがあると血流が悪くなって口内炎ができやすくなる。
  • かぜや各種のストレスが原因になる場合もあります。

  • 治療は外用療法としてイソジンガーグルなどの殺菌剤でうがいをしたり、ケナログ、アフタッチ、サルコートといった皮膚科専門の治療薬があります。また、内服療法として半夏潟心湯や黄連解毒湯といった漢方薬が有効です。
    再発性アフタの他に口内炎を起こしてくる他の疾患としてべ一チェット病といった難治性疾患や疱疹性歯肉口内炎やヘルパンギーナ、手足口病などのウィルス疾患などもありますので専門医での診察を勧めます。

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