Q2 水イボは自然に治るまで放っておきなさいといわれましたが本当ですか。
A2
水イボは伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)と言い、幼児や小児に多く見られる伝染性軟属腫ウイルスによる感染症です。
その名のとおり、水を含んだような丸い光沢のある豆つぶ大の小結節で、大きいものは中央がやや陥凹しています。潜伏期間は14〜50日で接触感染、とくにプールや保育園などで感染することが多く兄弟間でもうつります。自然治癒もあり得ますが、いつになったら治るという保証はなく、全身に拡がったり他人にうつす危険性が多く放置することはよくありません。

とくにアトピー性皮膚炎の子供の場合、悪化して全身に100個以上も出る場合があります。
また、水イボが巨大化して手術をしなければならなくなったり、二次感染を起こしてくる場合もあります。
他人への配慮の面からも早く冶療することを勧めます。

治療法は特殊なピンセットで一つ一つ摘み取るのがもっとも確実な方法です。




Copyright (C) ryokuseikai. All Rights Reserved.
http://www.skin.or.jp